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2008年11月 8日 (土)

蕎麦の脱穀

今日は蕎麦の脱穀を行いました。

2週間程前に刈り取りを行い乾燥させていた蕎麦の実をまず茎から払い落とします。
その際に使うのが布団たたきです。

払い落とした実には葉っぱや小さな茎が沢山混じっています。
そこで活躍するのは唐箕(とうみ)と呼ばれる古くから使われる農具です。
今回は100年程前から使われていたアンティークな唐箕を使いました。
中に設けた木製の羽を回して風の力で上から投入した蕎麦の実と、混じっている葉っぱや茎等のゴミ類を選別します。

今年は約100Kg弱の蕎麦の実が収穫出来ました。
更に天火で乾燥させてそば殻剥きを行い、最後に石臼での粉挽きが必要です。

蕎麦も種から作ると結構大変な作業に成りますが、苦労して作り上げた年越し蕎麦は最高の筈です。P1020913
P1020919

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コメント

近くの公園内に江戸時代の茅葺屋根の民家が保存されています。その家の裏手に唐箕がいくつか立てかけられています。現役で動く唐箕があるのですね。

年越し蕎麦いまから楽しみでしょう。気合の入りようが、よく分かります。

現代では刈り取りから脱穀まで一気に行うマシンが出来ているので手回し唐箕は出番が無い様です。

我々の様な小規模の栽培ではちょうど良い道具でした。

丹誠込めて作った蕎麦の味は格別な物が有ります。

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