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2008年6月

2008年6月27日 (金)

MGデスビ交換

最近デスビへのオイル上がりが発生していたので、シャフトの摩耗が心配でした。
またポイントの荒れも有りコンデンサの交換を行い様子を見ていました。
昔使った事の有るウルトラのセミトランジスタ化なども考えていました。

そんな折りMG仲間から旧いダットサントラックのデスビ一体型フルトラユニットが取り付けられる情報を聞き、早速デスビとコイルを手配してもらいました。
そう云えば初めて買った柿の種ブルーバードはMGの親戚エンジンの様で、構造が良く似ていました。

取り寄せたデスビは本体の大きさは若干大きいが、首下の寸法は全く同じでした。
ただしドライブギアの諸元が異なっているので、この部分だけ交換が必要になります。
ピンを外した所ダットサンの方が太かったのでMGに付いていたギアのピン穴を広げました。
ギアには焼きが入っていたので穴開けが大変でした、後から考えてみるとデスビのシャフトに細いピンの穴を開けた方が楽だった筈です。
デスビに付いているバキューム進角のダイアフラムがオイルレベルゲージにぶつかるので残念ながらこれは外して中のシャフトを固定しました。

この際くたびれたイグニッションコードも交換して無事エンジンも掛かりアイドルも安定しています。
防水性も高そうなので雨の日のタフネスが向上する効果が有りそうです。

この際思い切ってバッテリーも+アースを−アースに変更しました。(バッテリーの端子を入れ替えるだけですが)
自動車機器製の燃料ポンプの端子を入れ替える必要と、電圧計が反対に振れる以外は特に問題は無い様です。
ナビ、ETC、ヒーターファン等あとから付けた電気系の極性変更は当然必要です。

邪道と怒られそうですが電気系の強化は路上トラブル回避に有効です。
夕暮れ時のテスト走行がとても気持ち良く感じられました。P1010147

2008年6月22日 (日)

OB会に出席

定年後2年経った会社のOB会に出掛けて来ました。
会員総数がまだ122名で今回の参加者は56名でした。

私の所属していた部署は25年程前に埼玉県から栃木県に移動しました。
ゼロから今の1万人を超える組織を造り上げて来たと云う勝手な共通認識が有り、会員の年齢巾が狭く会員の殆どが顔見知りと言った特徴が有ります。
会員数の多い埼玉県の本部には大先輩が大勢いて私の様な”新人は”OB会に出席しても殆ど頭を上げられないのとは大違いです。

現役時代は集まると仕事の話が殆どで、組織が悪い、上司が良くない、給料が安いなど愚痴が多かったです。
OB会ではそれぞれ好き勝手なリタイヤ生活を楽しんでいる人や、今までのスキルを生かして社会で活躍している人達など、縁有って長い間苦楽を共にした仲間達との楽しい懇談が続きました。

誰でも希望すれば参画出来るOB会を持っている会社は少ない様です。
しかも活発な同好会活動が行われ先月バイクで九州まで出掛けたのも、本部地区の同好会(この会にはジャーナリスト、レーサー、ショップのオヤジなど外部の参画も有ります。)の仲間達とでした。

リタイヤしてからも会社の連中と顔を会わせるのはどうも何て若い頃は思っていましたが、人生を楽しむ事が出来るなら機会を積極的に利用した方が勝ちと思う様になりました。

次回も笑顔で集える様に、健康に留意して毎日を楽しく過ごして行きたいと思います。

2008年6月18日 (水)

赤毛のアンの旅

1年程前に家内から「赤毛のアン」が面白いから読んだらと言われ全部で10巻程有る中の第一巻を読んでみたところ、世界中で読まれている作品だけ有って結構面白い物でした。
ただ第二巻以降を読み進む程の興味は有りませんでした。
後から知りましたが作者はこの作品を子供向けに書いた訳では無かったそうです。

今年になって家内が赤毛のアンのカナダに行きたいと言い出しました。
ネットで安いパック旅行を探した所、阪急交通社の「赤毛のアン出版100周年記念プリンスエドワード島6日間の旅」が見つかったので申し込みました。

今回は30数名の旅でしたが男は2名だけ、後は若い時に赤毛のアンに感激しいつかは訪れたいと願っていたお年を召された女性ばかりで殆どハーレム状態の旅になりました。
まあ男で赤毛のアンの世界を尋ねたいと思う人は少ないとは思います。

エアーカナダで成田からトロントまで約12時間、更にトロントからハリファックスまで2時間程の長いエコノミーの旅で夜やっとホテルにチェックイン。
次の日は朝からバスで更に北へ向かい今度はフェリーでプリンスエドワード島に渡ります、途中観光をしながらでしたが、まだ外は明るい夜8時過ぎに目的地のキャベンディッシュに到着しました。
この旅行は人気はある物の実際の行程がキツい為か中々成立しないセットだそうです。

小説の舞台を見て回る旅ですがパック旅行の良さで添乗員さんが移動の時間を含めてイギリスとフランスの熾烈な覇権争いの話とか、ハリファックスがタイタニックの事故後大量の遺体や遺品が流れ着いた話とか、そこに埋葬された墓の一つがデカプリオのモデルになった話とか、果ては現在のクルーズの旅の実情や裏話などから賢いマイレージの貯め方まで幅広い話が聞けて大変為になりました。

もう一つ面白かったのはJTBとホテル/食事/行程/現地案内旅行社/など内容が全く同じだった事です、異なったのは阪急交通社がエアーカナダでJTBがノースウエストと航空会社だけです。(乗り換えの短いエアーカナダの方がデトロイト経由のノースウエストよりアクセスは良好でした)
僻地でしかも短時間で近隣のポイントを全て案内してくれるパック旅行だと、選択肢は無いのかも知れません。
全ての移動、そこそこのホテル、おいしい食事、盛り沢山の観光、共通の目的の人達との出会い、全部込みでお土産代の心配だけで済む格安パック旅行は、時間の自由な年金生活者の強い味方です。

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2008年6月 8日 (日)

巣がたくさん

朝家内の手伝いで物置に脚立を取りに行ったところ、天井の梁から奇妙な形の物がぶら下がっていました。
スズメ蜂の巣です、まだ小さく蜂用殺虫剤を憤霧してから巣を払った所、中には大きな幼虫が数匹入っていました。
早めに気が付いて良かったです、今年は数週間前にもテラスに巣を作り始めていました。

一方ガレージの軒には今年もつばめが巣を作り、カメラを向けた所可愛い四羽のヒナが確認出来ました。

庭の池にはカエルもやって来ました。
屋根のドーマの軒先の裏にはスズメが巣を作っています。

色々な動物と共生の我が家ですが人に害を及ぼす生き物は遠慮願っています。

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2008年6月 1日 (日)

初めての高速道路と峠道

ガソリンが大きく値上がりしリア席シートベルト着用が義務付けられた6月1日、購入してから初めて高速道路と峠道を走って来ました。
昨日の寒い雨空が吹き飛び気持ち良く晴れ上った日曜日、NHCC(那須ヒストリックカークラブ)のツーリングに参加です。

MGTCのNさんと宇都宮インターから那須塩原に向かい、千本松牧場で他のメンバーと合流。
緑の多い一般路で那須を抜けて白河まで走り再び高速で二本松インターまで一気に走る。
高速では100Km/h程度で(走行車線の流れで)巡航。
岳温泉経由でまだ雪の残る吾妻スカイライン山頂を目指しました、心配した峠道でも皆のペースに遅れずに何とか付いて行く事が出来ました。
帰りは猪苗代湖へ下りそのまま一般路で朝の集合場所まで向かいました。

水温計と油圧計を注視し、アクセルに対するエンジンのレスポンスや異音に神経を尖らせながらの走行でした。
長い下り坂後の加速でエンジンがパラ付き(プラグのかぶり?)冷やっとした物のトラブル無く約400Km走り切る事が出来ました。

56歳のクルマなのに現代の交通の流れに乗って走れるなんて感激です。(ブレーキ性能だけは大きく劣るのでその分の注意は必要ですが。)
現代のクルマなら走る事は当然ですが、何時何が起こるかわからないクルマは神経を使いバイクに乗るより数段くたびれました。
ルマン24時間レースを完走するのはこんな感じかな?そんな訳無いよね。P1010468_2

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