緻密な動くおもちゃ
昨日埼玉の梅園で有名な所に工房を構える先輩宅を訪ねました。
陶芸を嗜む奥様の大きな電気炉を設置するため、庭に鉄骨とブロックで小屋を自作したり(市販品かと思うばかりの木製窓サッシュにはびっくり)。
薪ストーブの煙突の廃熱を再利用する巧みな仕掛けとか、さすがエンジニアのアイディアに溢れる楽しい工房でした。
そんな中で興味を引いたのがこの棚です。
産業革命当時の蒸気動力源の精巧なミニチュアで、これまた本物そっくりに作られたボイラー(燃料はさすがにアルコールを使いますが)から供給される蒸気で実際に動くものです。
当日は簡易的にコンプレッサからの圧縮空気で動かしてくれましたが、巧妙なその動きは感動物でした。
ロンドン市内にこれらの巨大な実物を展示してある博物館を以前訪れたことがあるで、その感動はなおさらでした。
現代の機械産業の基礎は産業革命時代に確立され、現在は動力源が変わっただけに過ぎないことを思い起こしました。
全てヨーロッパで買い求めたアンティーク品だそうですが、緻密な機械物好きにはたまらない品物でした。
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