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2006年1月

2006年1月25日 (水)

弱いものいじめ?

この所マスコミはライブドアの話題で持ちきりです。
少し前まであれだけ持ち上げていたのに節操も無く烏合の衆のごとく事件現場に駆けつける報道陣やどのチャンネルでも同じような内容での手のひらを返したようにこれでもかの攻撃の解説しか聞けないのは、陰湿ないじめを公共の電波を通じて流しているようで不快感が高まります。
法律違反をする事は確かに弁解の余地はありませんが、株式市場を守る為の緊急捜査とはいえ所詮金儲けの世界ですから自己責任で損をする人が出るのはやむ得ないといえます。
一方でなけなしのお金をはたいてやっと買ったマンションの価値か無くなる構造強度偽装疑惑の問題がすっかり騒がれないのはどうした事でしょう。

人の本質として自分の身を安全な所に置いて弱いものをいたぶることは、昔から人種・宗教紛争が終わりも無く続いているように本能的な物のようです。
振り返ってわが身も長年の企業競争の為、時折ライバルメーカの全人格を否定するような言動をしている事に恥じ入ります。

2006年1月24日 (火)

中々取れない有給休暇考

昨日の朝起きてみると外は一面真っ白で雪が舞っていました。
とっさに今日は休もうと考えてしまいましたが程なくして会社から電話が有り遅めに出社しました。
私が働き始めた頃休みは日曜日だけ、現在の会社に移って土曜日が半ドン(午前中だけ勤務で)と今では考えられないほど働いていました。
そんな訳ですから若いうちは毎年有給休暇を残す事無く取得するのが楽しみでした。
いわゆる係長相当に昇格するとフレックスタイム制に成り時間的な制約がかなり楽に成ります。
此処までは組合員なので毎年有給休暇は使い切る事が普通でした。
しかし組合から外れる課長職以上になるとタイムカードはなくなるものの残業休出が無制限になり代休も無く有給休暇も使いづらい状況に置かれます。
勿論要領良く休む人も居ますが不器用な私は殆どや有給休暇を取る事無く(病気で休む事も無かったのは感謝ですが)20数年過ごしてきました。
同世代の人はこんな風に過ごしてきたのではないかと思います。
ここ数年は昇給・昇格を気にするわけでもなく、気になる上司がいるわけでもないのに休みも取らず毎日出社しています。
なんとなく休みづらい気がしているのは本人だけだと思いますが有給休暇の累積だけで一年以上になるのでその分の対価をお金で貰えたら幸せなのに等と思ってしまいます。
わが社だけでも全社のその対価を考えると相当な額になるのではと思います。
日本の会社の強さの一部にこんな所が有るのではと思っています。

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